株式会社 浅川製作所

事業所名

株式会社 浅川製作所

所在地

長野県南佐久郡佐久穂町大字高野町1995

電話番号

0267-86-1811

メール

tadahisa.yoshizawa@asakawa.co.jp

担当者名

吉沢 忠久

 


事業や仕事の内容、特徴

亜鉛・アルミダイカストの設計から金型製作、鋳造、仕上げ(研磨・メッキ・塗装等)、検査、組立て、完成品での納品までを一貫してトータルプロデュース出来る企業です。

鋳造から組立までトータルプロデュース 株式会社浅川製作所 佐久工場(さくほ通信7号 2020年7月発行)

 浅川製作所は、創業から60年以上ものづくり一筋。亜鉛とアルミ製品の基本設計から金型製作、鋳造、組み立てまでを一貫生産できるのが強みだ。製品は自動車部品・建材・玩具など多岐に渡るため、知らず知らずのうちに毎日触れているかもしれない。本社は東京だが、創業者が佐久穂町の出身という縁で、主軸となる亜鉛・アルミのダイカスト(鋳造技術の一つ)作業は高野  目指すのは「ブレないモノづくり」。そのために大切にしているのが「品質」と「人財」だ。「品質」面では顧客満足を追求し、「人財」面では若手とベテランの併走雇用で技術の伝承を行う。品質管理課で最新鋭の三次元測定機を駆使している中澤瑠那さん(八千穂小・佐久穂中卒)は、「2年目になり機械にも慣れ、高い検査精度を保てるようになりたい」と抱負を語る。

 

工業部品のほか家庭向けの製品も製造、ホームページで閲覧・購入できる
工業部品のほか家庭向けの製品も製造、ホームページで閲覧・購入できる

今年設置したオリジナルロボット
今年設置したオリジナルロボット

釣り好きで、渓流も山菜もある佐久穂にずっと住みたいと考えていた上田渓太さん(佐久西小・佐久穂中卒)は、「職場体験に来て、家も近いしここに勤めようと思いました。長く勤めて仕事を追求していきたい」という。小池翔さん(佐久西小・佐久中卒)は3歳の双子のお父さん。以前は佐久市の会社に勤務していたが収入と通勤時間の面で転職を考え、地元の先輩の紹介で入社。マシンのオペレーターをしている。「生まれ育った佐久穂町で子育てしたいです。町の住宅補助金を活用してマイホームを建てるのが夢」だ。


 また、浅川製作所では女性の管理職登用も積極的。星野奈津恵さん(佐久市出身)と大塚かおりさん(佐久東小・佐久中卒)は子育てしながら勤務して7年。この春からは、主任として指導を任されるようになった。「自宅も子どもの学校も近いので就職しました。品質と環境の2種類のISOを取得していて、ゴミ拾いをしたりと地域の環境に優しい会社なので子どもにも誇らしいです」。子育てしながらでも働きやすい職場だと2人の笑顔から伝わってきた。