事業や仕事の内容、特徴
「認定こども園 ちいろばの杜」は長野県信州型自然保育認定制度の中で「特化型」認定をとった認可外保育所です。
自然豊かな旧八千穂村の大石区にて、毎日自然に囲まれた中で色々な経験、体験をしながら素朴に生活するということを大切にしています。
業務としては、「保育」をするということを大前提です。
基本的には週2~3回のアルバイトスタッフ及び週4~5日の研修スタッフ、またはライフスタイルに合わせて自然保育を体験できる実習生を募集しております。
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自然、子ども、地域の中で、人間らしく生きたいという方に出会いたいです。
豊かな自然の中で過ごす毎日は、しんどいこともあるけど、同時に、得られることもたくさんあります。興味ある方は、是非、お気軽にお声がけください。
【「いつもここ」にあるみんなの心の故郷になる】
認定こども園 ちいろばの杜(旧・森のようちえん ちいろば)(さくほ通信6号 2019年12月発行)
県内で10園余りしかない信州型自然保育認定制度「特化型」のようちえん。子ども達は、ほとんどの時間を園舎近くの森の中で過ごす。朝と帰りの会以外はカリキュラムがなく、遊びの内容も時間配分も子ども自身が決める。泥や石や草木、自然の中にある物と体一つで次々に遊びを生み出す子ども達。降園後スタッフは毎日ミーティングをし、今日見られた遊びを発展させるためにどんな働きかけができるかを話し合う。子ども達の遊びからスタッフの明日ができていくのだ。「子どもは『保育士』ではなく『人間』を求めています。子ども達は子ども達らしく、スタッフはまずあなたらしくあってこそ人間関係豊かな園になっていくのです」と園長の内保亘さん。
千葉県出身の内保さんは2012年にちいろばを開園し、2021年には認定こども園としてスタート。園舎も現在の場所に移転・新設した。「ここにはいつもの人がいて、いつもの心地良さがある。『いつもここにある』という安心感とやすらぎこそ、人の心を穏やかにする処方箋ではないでしょうか。そんな『いつもここ』にある心の故郷を、ここを訪れる0歳から100歳までの子ども達に残せたら幸せです」と理念を語る。ちいろばは単に子どもを預かる施設ではなく、理念に共感した人たちが集まるコミュニティ。だから園にはいろんな人が遊びに来る。「自然に囲まれた佐久穂の生活で人間らしさを取り戻している感覚があります。数年前から、両親も実家を引き払って佐久穂に住んでいます。自分も故郷がなくなっちゃったので、ここに集まるコミュニティで新しい故郷を築きたいです」。
「卒園しても遊びに来てくれる子たちが、大きくなったらちいろばに戻ってきたいと言ってくれるんです。ここに雇用があれば、こども達の職業選択の幅も広がります。もちろん工房やカフェなど、やりたいことで関わってくれるのも楽しみです」。大人だって夢がある。ちいろばのコミュニティを通じて、子どもも大人もみんな夢が叶うことが内保さんの夢だ。
※年齢は、2019年当時
小海町役場
〒384-1192
長野県南佐久郡小海町大字豊里57-1
TEL : 0267-92-2525
佐久穂町役場
〒384-0613
長野県南佐久郡佐久穂町大字高野町569
TEL : 0267-86-2525