千曲技研株式会社

事業所名

千曲技研株式会社

所在地

長野県南佐久郡佐久穂町大字畑505-1

電話番号

0267-88-3173

メール

nakajima@chikumagiken.co.jp

担当者名

中島 慎一


事業や仕事の内容、特徴

当社はアルミ合金鋳物金型を中心に各種金型の設計製作を手がけており、主要な取引先は大手自動車部品メーカーです。

社内金型製作で必要とされる技術(職種)は大きく分けて、

①3Dモデリングを含む金型設計(金型構想図、組図、素材図、部品図の設計)(素材、金型製品部のモデリングなど)

②実際に金属を加工するオペレーター(マシニングセンター)、金属加工、工員(フライス盤、旋盤、平面研削盤作業者)です。

事業所PR

マシニングセンターを中心に(最新大型の工作機械を保有)その他熱処理設備を保有しており、短納期、高精度の金型納入の実績があり、多くの鋳造メーカー様、自動車部品メーカー様から高い支持をいただいております。

【一流の技術集団、さくほにあり】

千曲技研株式会社(さくほ通信2号 2017年12月発行)

 ものづくりに心血を注ぐ“技術集団”。社長の小林智さん(八千穂北小・八千穂中卒)を筆頭に、技術を極めた人は、なんと格好の良いことか。千曲技研株式会社は、昭和48年設立の金型製造の会社。9割以上が自動車部品の金型で、最終的には大手自動車メーカーの部品につながる。特にブレーキ、足回りなど自動車の重要保安部品が中心で、高い技術が要求されるパートを担う。私たちの乗っている車の部品は、千曲技研の金型かもしれませんよ。

 

 質はもちろん、短納期にいかに対応できるかが、今の時代は求められる。それを成し遂げるため、社員教育、技術向上、設備導入には投資を惜しまない。技能五輪全国大会や技術 検定を目指す技術者の育成に力を 入れている。敷地内に、そのための施設「チャレンジ道場」を設けるほど。ものづくりマイスターの資格を持つ社長のものづくりへの熱意は強く、技術の伝承のため、自ら指導もする。技能五輪には、フライス盤の部門など延べ6名が挑戦し、一定の成果を得た。競技の中で決められた時間の中でものをつくる課題は、納期短縮などに反映されるなど、現場でも大きく生かされている。 


技能五輪全国大会フライス盤職種に出場  左/小林政熙さん(第53回・54回)、中央/松澤義直さん(佐久中央小・佐久中卒)(第49回・50回)、 右/渡邉祐樹さん(八千穂小・八千穂中卒) (第49回)
技能五輪全国大会フライス盤職種に出場 左/小林政熙さん(第53回・54回)、中央/松澤義直さん(佐久中央小・佐久中卒)(第49回・50回)、 右/渡邉祐樹さん(八千穂小・八千穂中卒) (第49回)

 技能五輪に参加した渡邉祐樹さん (八千穂小・八千穂中卒)は、「自分はオペレーターで、プログラマーから指令書をもらって動かすのが仕事。寸法出しが1/100単位でぴったりできた時の達成感がたまりません。機械のくせを見抜いてうまく寸法を出すのが面白いですね」と、この仕事のやりがいを語ってくれた。

 「意欲があれば、会社としてサポートをおしまない。自分の技術を磨きたければ、バックアップします。若い社員も責任を持たせて、やらせてもらえるやりがいのある会社です」と業務兼総務の中島慎一さん(八千穂小・八千穂中卒)。

 

 磨きぬいた技術は裏切らない。技が道を切り拓く、そんな可能性を感じさせてくれる会社が、佐久穂町にあることが喜ばしい。